人気ご当地グルメ 日田焼きそばのパリパリ食感を生み出す製麺工程をご紹介します。

おはこんばんちは!!

日田市で製麺所、うどん・蕎麦の店「手打ちの庄 蔵屋」を営んでおります 3代目店主です。

 

当店は、毎朝、製麺工場で色々な麺を製麺しておりますが、中でも地元日田市民に親しまれているソウルフード『ひた焼きそば』

 

今回は、日田市内の日田焼きソバ人気店に生麺を卸す、蔵屋製麺所が日田焼きそばの秘密をこっそり教えちゃいますので、しばしお付き合い下さい。^^

日田市民が愛するB級グルメ 日田焼きそばとは?

B級グルメの祭典『B-1ブランプリ』でも第1回グランプリ優勝の『富士宮焼きそば』(静岡県)、準優勝の『横手やきそば』(秋田県)、第6回優勝の『ひるぜん焼きそば』(岡山県)などさまざまなご当地B級グルメをおさえ、焼きそばが上位を占めています。

中でも入賞こそしていないものの、通常の焼きそばとは一線を画す、ヤキソバが存在します!

 

その名も『日田焼きそば』!!

 

大分県日田市で根強い人気『日田焼きそば』ソバを焼くからヤキソバ。

蒸し麺ではなく、生麺を鉄板でこんがりきつね色に焼いた、パリッパリ麺とシャッキシャキもやしのハーモニーが絶妙で、一度食べたらハマる!こと間違いなしです。

 

 

蔵屋製麺所が、朝1番でこねて作る焼きそば(生麺)を、さっと湯通しし、厚さ3.5mの鉄板でパリッと焼きあげるのが基本です。

 

パリパリ麺とシャキシャキもやしが最大の特徴ですが、麺を焼くのに少々お時間がかかるのが難点です。

 

とはいえ、提供までに時間がかかっても食べる価値がございますよ。

 

日田焼きソバの焼き方をこっそり教えちゃいます!

まず、用意していただく材料を紹介しちゃいます。

①ラード(豚の油)

②豚バラ肉(好きな部位でも良いですよ)

③生焼きそば麺(蔵屋製麺所が、朝1番でこねて作る生焼きそば)

④もやし(緑もやしおすすめ)

⑤長ネギ(斜めに切って下さい)

⑥自家製焼きそばソース(ウスターソースベースでアレンジしましょう)

⑦胡椒(塩胡椒はNG)

⑧紅しょうが(たくあんでも合いますよ)

 

これで焼く準備は整いました。

焼き方に入りましょう~

 

鉄板をあらかじめ温めておきます。

そして、なるべく大きな鍋でお湯を沸かします。

熱した鉄板にラードで、豚肉を軽く炒め、生麺を沸騰したお湯に手でほぐして入れます。(1分位)

 

日田焼きそば

 

鉄板の上に湯がいた麺をパリパリになるまで超強火のまま焼きます。(両面焼き)

もやし入れて胡椒を振り・自家製焼きそばソース投入して豪快に混ぜ合わせましょう。

 

日田焼きそば

途中ねぎを入れてさらに混ぜ合わせます。

炒めすぎるともやしのシャキシャキ感がなくなるので注意しましょう。

楕円形の皿にヘラを使って盛ってください。

 

日田焼きそば

お好みで紅しょうがを添えて完成です。

 

 

日田焼きソバ人気店に卸す、蔵屋製麺所の生麺が出来るまで。

まず、中力粉をミキサーに入れ、カンスイで撹拌(かくはん)します。

蔵屋製麺工程3

ローラー巻きつけ、帯を作ります。

 

蔵屋製麺工程4

作った帯は、乾燥しないように専用の袋に入れ、1時間常温で熟成させます。

 

寝かした帯を、3連ローラーに通します。

 

日田焼きそば用の生麺は、専用の丸刃で製麺して均一に丸めて出来ります。

 

日田焼きそば用生ちゃんぽん麺

 

蔵屋製麺所が作る生ヤキソバは、地元の人気店にも卸しています。

 

寶屋さん、来々軒さん、大学軒さん、銀馬さん、幸来軒さん、泪橋さん、若美家食堂さん、岡部食堂さん、焼き鳥太郎さん。

 

蔵屋製麺所の生麺を使用した日田ヤキソバは、上記店舗でお召し上がりいただけます。

 

蔵屋製麺所製麺写真

当社ではお客様のご要望にあうオリジナルの麺の製造をしております。

うどん、そば、ラーメン、焼きそば、ちゃんぽんまで幅広く対応しております。

どうぞお気軽にご相談ください。